Pleasure Ground

明るく、楽しく、カジュアルに!旅を後押しする情報をお届けします。

10年間大好きな推しと会って何も出来なかった話

推しは尊い。





誰でも自分にとって好きな人っていると思うんですよ。
私の場合、最初にPerfumeが当てはまるんですが、実はもう一人います。


それがモデルのヨンアです。



ヨンアオフィシャルブログ「Youn-a's blog」Powered by Ameba


10年前、社会人になってから初めて買ったファッション雑誌Oggi。その時カバーガールを務めていたのがヨンアでした。雑誌のページをめくるたびに、いろんな表情を見せてくれるヨンアに私は一目惚れしました。


ヨンアはモデルなのでスタイル抜群なのはもちろんのこと、可愛さとしなやかさ、強さなど、私から見て女性が憧れる要素を全部詰め込んでいる人でした。ヨンアがOggiを卒業するまでずっとOggi一筋で、卒業後もヨンアが掲載されている雑誌は一通り読んでいます。


私の中でヨンアは今も憧れの存在です。




そんなヨンアが昨年夏にcoel(コエル)というブランドを立ち上げることになりました。ブランドを立ち上げると言われたら、そりゃ情報が欲しいのでメルマガにも登録します。
すると、展示会をするではないですか。開催場所は東京と大阪。どうかどうか当たって欲しい!と思い、応募したわけですよ。


見事に抽選に外れました。


その後2次募集もありましたが、それにも外れたのです。


結構ダメージがきつかったのを覚えてます。ここまで凹むとは自分でも思ってなかった。


突然やってきたハガキ

そして今年3月、2019年春夏の展示会を開催するとの案内がメールで届きました。
前回同様応募するつもりでしたが、3月は仕事が繁忙期だったこともあり、いつのまにか展示会の抽選受付に応募することも忘れ、気づけば4月を迎えようとしていました。



家に帰って晩御飯を食べているとテーブルの上にヨンアが写っているハガキが置かれていました。



私「何これ?」
夫「あー、これ昨日届いてたよ」
私「ふーん。次のシーズンの案内ハガキかな」


手にとって、ハガキを読むと「INVITATION」「展示会のお知らせ」の文字。そして「是非お越しください」の文字。


どうやら招待状でした。先ほども申しましたが、今回応募した記憶が全くありません。一応当選メールを確認してもやはり来てません。だって応募してないんですから。てか、夫よ。こんな大事なハガキを何故私が昨日帰った段階で届いてると言わないんだよ。いや、それはいいんだ。とりあえず


よ、よ、よ、ヨンアに会える…!!!!!!!


好きになって10年。今まで好きな芸能人は?といわれると絶対に答えていた相手、そして雑誌やSNSでしか見られなかった憧れの人に会える…!!!!
胸が高鳴りました。思わずツイッターでもつぶやきます。




昨年応募した際、1時間ごとに案内時間が区切られていたのですが、今回の招待状には指定された時間など書いておらず、いつ行って良いのかもわからず。受付で断られたらどうしよう…。手違いで送られてきてしまったのではないか…と急に不安になりました。



でも、せっかくの機会です。


意を決して、行ってきました。


存在していた、それだけで…

大阪駅につく前から、吐き気が出てくるくらい緊張していました。Instagramのcoelのアカウントを見るとヨンアとみんなにこやかに撮影しています。それを見て更に緊張して、会場場所も間違えます。大丈夫か自分。


会場に着いて受付でハガキを見せると、手首にリストバンドをつけられます。①ヨンアを自身のスマホやカメラで撮るのはNG②会場にはカメラマンがいるのでSNSにヨンアとの2ショットが載ることもある③リストバンドは帰るまで外さない という注意事項を聞き、いざ会場内へ…。

なお、招待状はその場で回収されます。ちゃんと裏面も写真に収めておけば良かった。私のバカやろう。




Coel 2019 S/S collection


会場を見渡したら、いました。いらっしゃいました。


憧れのヨンアが、そこにいました。



10年目にして初めて推しの存在をこの目で確認することができました。ちゃんと存在していたことに感激して、可愛い洋服たちを見ながら、何回も確認します。やっぱりいる。ちゃんとそこにいる!!!!!!美しさを超えて、もはや「尊い」という言葉しか出てきませんでした。


展示会自体も想像していたよりとてもフランクな空間となっていました。試着可能で、春服はその場で購入も可能です。夏服のオーダーもしていました。しかもよく見ると至近距離でヨンアが来場者に対して洋服をコーディネートしてくれるではありませんか。なんてこった…。

その時、ふと気付きました。



周りの女の子たちの殺気立つ空気に。←


大げさかもしれませんが、ここは展示会と言う名の戦場なのだと思いました。


みんなヨンアのファンです。話がしたいし、一緒に写真を撮りたいし、コーディネートしてもらいたい。そんな空気が来場者全員から出ているのがわかりました。そりゃそうでしょう。私だって最初は同じ気持ちでした。



でも時間が経つにつれて、こんなことを思うようになってきました。





この展示会に来られなかった人もたくさんいるはず。
推しと同じ空間にいられるだけでも幸せじゃないか。


なんだか悟りを開いたような感覚でした。



途中ヨンアと話している来場者が目を真っ赤にして泣いているのを見ました。彼女もきっとヨンアに会えて嬉しい気持ちが溢れて、涙が出たのでしょう。分かります。その気持ち。私だって絶対泣いてしまうよ。うん。


そしてスタッフと話している来場者は「ヨンアにコーディネートしてもらいたいんですけど」と直談判していました。
え、みんな強い。強すぎる。ヨンアはほぼ休む暇なくみんなに挨拶したり、写真を撮ったりしています。見ていてこっちが大丈夫かな…と思うくらい忙しそう。それが仕事だということはわかっているものの、やはりその姿を見ると私は遠慮してしまいました。


展示会が終わるのは19時。でも、それまでにヨンアと話せるのかも分かりません。あまり夜遅くなると夫にも申し訳ない。結局スタッフに直談判することも、自分からヨンアに話しかけることも出来ないまま、会場を後にしました。


実は、真剣に服を見ていたらヨンアが服を取るのを邪魔していたらしく「ごめんなさいね」とにこやかに言われたんですよね。推しと少しだけ関われた瞬間でした。それだけでもう今日来た甲斐があったと思うくらいです。というか、謝らなければいけないのはこちらなのに…。ごめんなさい。



自分自身、今まで積極的な人間だと思ってました。でも推しを目の前にすると、もう積極どころではない。話しかけることさえ無理だということが今回わかりました。そりゃタイミングが合えば話せたでしょう。そこまでの勇気がなかった。来場者と楽しく、そして優しく話す声が聞こえた距離にいられただけでも幸せだったと思います。でも、ずっと好きだった気持ちを伝える機会を逃してしまったんだと家に帰ってから急に凹んでしまったのも事実です。

(もしPerfumeに会ったとしても、きっと同じことになるでしょうね…)




ちなみに試着もできたので、WEBで見て気になっていたワンピースを試着してみました。

可愛い。

もちろん購入。着倒します。仕事頑張ります。

あとストレートデニムも今まで履いた中で一番着心地がよく、足長効果も抜群でした。購入するか検討中です。



普段の旅行記ブログとは全く違うジャンルでしたが
本日もブログを読んでくださってありがとうございました。