こんにちわ。Momoです。
本日は台湾新幹線で高雄から台北へ向かってみた話をお届けします。
台湾新幹線について
台灣高鐵 Taiwan High Speed Rail
台湾新幹線は台灣高鐵Taiwan High Speed Railという名前で運行されています。2007年に台北市の南港から高雄市を結ぶ348.5 kmの路線として開業。途中の停車駅には台中・台南など台湾の主要観光スポットがあるので、旅行客も使いやすい交通機関です。特徴としては車両が日本の新幹線と似ている(というか、車両は日本製)なので、日本人にとって非常に馴染みのある空間になっています。
なお、高雄の左営駅から台湾までは約1時間半で移動できます(こだまのような各駅停車するものもあり、その場合は2時間15分くらいかかります)。
新幹線のチケット購入は20%オフになるkkdayがおすすめ!
台灣高鐵の公式ページでの事前購入や、乗車日当日に駅構内の券売機でチケットを購入することも可能ですが、おすすめなのはkkdayでの事前購入です。
KKday 現地ツアー・ご当地体験・アクティビティ - KKday
kkdayはオプショナルツアーなどを運営する会社。私もよく利用するVELTRAと同じ感じですね。こちらのサイトにある【左営駅(高雄)発 20%割引】台湾新幹線(台湾高速鉄道)割引きっぷ:外国人限定 - KKdayから予約しました。
※高雄~台北区間だけでなく、台中や台南までのチケットもたくさんあるので是非検索してみてくださいね!
流れは以下となります。
①kkdayへ会員登録
②行き先・日時・乗車人数を指定
③旅客情報(パスポート番号などを記入)
④クレジットカードで支払い
⑤メールにてバウチャーが届くので印刷
⑥乗車当日、チケットセンターでバウチャーを提示→乗車券に引換←後ほど説明
料金は台北まで日本円で約3800円。公式サイトから予約するより20%安くなりました!
ただしこれはあくまでも自由席のチケットとなるため、確実に席に座りたい人はチケットブースで指定席に変更する必要があります。指定席に変更する場合でも追加料金は必要ありません。これはちょっと嬉しい。
※もし印刷するの忘れても、スマホでバウチャーが確認できればOKです。
左営駅到着後の動きについて
地下鉄紅線の左営駅まで移動すると、大きく高雄左營站 HSR Zuoying station(HSR=High Speed Railの略)と表示されているので、案内通りに進んでください。私は最初HSRが何の略かわからず、ちょっと迷いそうになりました。
こちらが台灣高鐵の高雄左営駅です。駅構内はかなり広々としています。
電光掲示板も時刻表が日本と同じように表記されています。
奥へ進んでいくと、先ほどチケット購入の流れに書いた⑥の手続きを行うチケットブースがありました。この日は土曜の夕方ということで、ブースには多くの利用客が並んでいました。私も早速並びます。
ここでパスポートと印刷したバウチャーを準備します。バウチャーを忘れた人はスマホでバウチャーを表示させておけばOK。この時私はバウチャーに自分の乗りたい新幹線の時間&指定席(reserve seat)と記載しておきました。言葉で伝えるのも不安なので、書いておけばなんとかなるという精神です。
大体15分くらいでブースに案内されました。バウチャーに乗車希望時間も書いていましたが、再度自分の乗りたい時間の新幹線を聞かれたので、今回は15時35分発にしました。(新幹線の時間はパソコンの画面でも表示して見せてくれるのでご安心下さい)
無事バウチャーからチケットに交換できました!One-Way-Ticketと記載の通り、今回は高雄に戻らないため片道切符になります。
中には乗車する列車の番号、行き先、座席番号、私の名前が記載されています。
念願の台湾新幹線とご対面!
チケットを手に入れたので、あとは新幹線に乗車するだけです。せっかくなので駅弁でも買おうかと悩みましたが、お腹はそこまで空いておらず。。駅弁は次回の楽しみに取っておくことにします。
時計を見たら乗車30分前。早めに改札内へ入ることにしました。
改札内へ入る際は、チケットとパスポートが必要になります。改札口付近に立っている係員にチケットとパスポートを渡し、スタンプをもらって中に入りましょう。
チケット裏の左に出発駅のスタンプが押されました。
改札内にも一応売店はありますが、改札外の方が売店は多いのでギリギリまで外で楽しむのも良いかもしれません。(改札外にはスタバもあります)
乗り鉄な私は居ても立っても居られず、早めにホームへ降りてみました。既にホームには新幹線が!
こちらが先頭車両です。白の車体にオレンジのラインがとても素敵!形はN500系に似ていますね。(N500系は数年前エヴァンゲリオンとのコラボしていた車両です)
ドアや1号車などの表示はのぞみやひかりなどの日本の新幹線と同じです。
日本と違うのは座席番号によって並ぶ場所が異なるところ。私は11A という座席だったので、8-13の番号に並びます。いつも自分の席がどこにあるのか分からなくなるので、助かりました。
車内の様子
乗車5分前にドアがオープン。乗車してみましょう。
荷物棚やシートの雰囲気はまさに日本の車両と同じ。座席も2-3と分かれています。
今回の座席である11Aは3列シートの窓側。外の風景を撮りたいと思っていたのでラッキーでした。テーブルに記載されている各車両の案内図も見慣れた感じで、台湾に来ていることを一瞬忘れそうになりました笑。
座席幅はこんな感じ。リュックを1つおいてもまだ余裕があります。往路のPEACHより断然快適でした笑。なお、日本の新幹線では窓際にコンセントがありますが、台湾新幹線にはありません。
車内の案内板には行き先や次の駅の表記が出ていました。社内ではi-Taiwanという無料wi-fiが使用できます。事前に公式サイトで登録すれば、台湾の至る所で使えますので是非登録してみてください!
下記サイトが便利です♪
【台湾Wi-Fi口コミレビュー】iTaiwanを使用してみた(登録、設定方法) - 台湾的Wi-Fルーター-台湾を安く快適に遊ぶ-
新幹線は15:35に定刻通り出発。
ぐんぐん北上していきます。
私が乗った列車は途中、台南・台中・新竹以降各駅に停車したため、結局時間は約2時間。17時30分ごろ台北に到着しました。
台北駅から改札外へ出る時は左営駅で改札内へ入った時と同様に、係員にパスポートとチケットを見せる必要になりますのでチケットは捨てないようにしましょう。
今回は利用しませんでしたが、トイレやドリンクの自販機、車内販売もあります。車内販売ではお弁当も販売しているそうですので、次回チャレンジしてみたいです。
ドリンクの自販機のラインナップはコーラやスプライト、コーヒー、お茶、お水になります。
乗車時の注意点
今回利用したkkdayのチケットは自由席となります。どうしても指定席を取りたい場合は、ブースで指定席へ変更する必要がありますが、ご自身が希望する時間帯が満席だった…なんてこともあります。日本同様、特に土日祝の夕方の時間帯や台北へ戻る列車は利用者が大変多く、乗車希望時間の指定席が既に満席になっていることもあるのです。またチケットブースで1時間以上並んだ、という方もいらっしゃるそうですので、土日祝に台湾を訪れ、新幹線を利用する場合は1時間~2時間前に駅を訪れた方が良いでしょう。
私が乗った夕方の時間帯も高雄左営駅ではほとんど乗ってきませんでしたが、台南と台中で一気に混雑しました。やはり台北へ帰る方面の列車は時間帯に気をつけましょう。
まとめ
台湾新幹線の利用は今回の旅の目的の一つでもありましたので、旅行前からとても楽しみにしていました。実際利用してみて非常に快適!チケットの交換やパスポートの提示は必要ですが、それ以外は日本で新幹線を利用するのと同じです。また公式サイトや現地の券売機であれば、ビジネス車両(日本でいうグリーン車)も利用できます。値段は8000円くらいしますが、座席も広く、コンセント付き、そしてちょっとしたサービス(お菓子やジュースの提供)もあるそうなので、こちらもいつか経験してみたいな~と思っています。
ということで、本日は高雄から台北まで台湾新幹線に乗ってみた話でした♪
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました♪