大好きなパリの街で、また悲しい出来事がありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00000000-jij_afp-intheadlines.yahoo.co.jp

昨年の12月のパリ旅行、黄色いベスト運動の影響で観光名所はどこも閉鎖されていた最中、ノートルダム大聖堂だけ開いていました。
寒空の下、朝日に照らされる大聖堂はあまりに美しく、日本から長い時間をかけ、この風景を見に来てよかった、という喜びを与えてくれました。

ゴシック様式の外観も良いですが、大聖堂内の荘厳な雰囲気も素敵で、中に入るといつも席に座ってゆっくりするのが好きでした。
今回この天井部分の大半が焼け落ちてしまったそうです。

このステンドグラスも火災で焼けたといわれていましたが、無事だという報道も出てきています。

1250年から今日まで、そしてこれからもパリを見守り続けていくだろうと思われていたその姿の大部分が「修復工事での失火(確定ではないですが)」という形でなくなってしまいました。こんな形で歴史的建造物が消えてしまうのは本当に悲しいです。パリ市民の方々はもっと悲しいと思います。
ただ、悲観するだけでは何も進みません。
フランス政府は再建を誓いましたし、フランスの大企業が1億ユーロの寄付金をするという報道も出ています。
m.huffingtonpost.jp
この4月から10年かけての修復作業が始まったばかりなのに、結局再建には数十年の時間がかかるも言われています。(約20年〜40年とか?)私が生きている間に再建されたとしても、その時見に行けるのかどうかなんて分かりませんが、、
でもまたいつか、あの厳かな大聖堂内をこの目で見ることができるますように。そんな祈りを込めながら、このブログを書いているのでした。
在日フランス大使館では、日本での募金も今後検討するようです。一般庶民ですので1億ユーロに比べると微々たる金額ですが、私も協力しようと思います。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。