こんばんわ。Momoです。
本日は「十分でのランタン飛ばし」(天燈上げ) についてお届けします。
滞在時間が少なくても十分楽しめます!(ダジャレではない)
松山駅からの移動について
3日目、友達と松山で合流&ランチ後、いよいよこの旅の目的の地「十分(シーフェン)」へ向かうことにしました。
通常であれば朝移動→昼は十分でランタン飛ばし→夜は九份で夜景を堪能という流れが一番良いそうですが、私たちが松山駅に着いたのは15時ごろ。せっかく十分に行くなら、夕方の暗い時間に飛ぶランタンが見たいよね~という話になり、かなり遅いスタートとなりました。
電車での行き方としては松山駅→瑞芳(ルイフォン)駅で平渓線に乗り換え→十分駅という流れになります。
以前、九份へ行った復路で特急電車を利用してかなり楽だったので今回も特急列車で行くことにしました。が、券売機で見てもどれを買えばいいのかさっぱり…
窓口で駅員に聞いてみたところ、「瑞芳に行くなら普通電車で行った方がいい」とのこと。結局特急列車って使えないのかな?なんて疑問を残しつつ、とりあえず普通電車で瑞芳駅まで向かうことにしました。
14時45分に松山を出発。瑞芳までは約40分。車内はどう見ても、十分もしくは九分へ行きそうな人が多数乗車しており、みんな考えていることが一緒だな…と思ってしまいました笑。
瑞芳駅で乗り換え
15時25分ごろ、瑞芳駅に到着。なんと瑞芳駅で降りた大半の人が九份へ向っている方々でした。とりあえず平渓線がある3番ホームに移動します。
平渓線は1時間に1本しかないと言われてますが、時刻表を見ると確かに…1本しかない…。次の電車が16時発なので、30分近くホームで待機します。
30分前だとホームには人がほとんどいません。3番ホームとは逆側に九份へ向かうバスなどが出ている大きな改札口がありますので、一旦改札を出て、暇つぶしをする方がいいかもしれません。何故私たちはわざわざホームで待機したのかというと、十分行きの電車で座りたかったから(ここ大事)。これから山道を40分も電車で登るので立ちっぱなしはかなりつらいし、十分到着後にヘロヘロになりたくなかったのです。
16時に瑞芳駅を定刻通り出発。無事座れました。わーい。
ぐんぐん山道を登っていくと、突然線路沿いギリギリの所から多くの人が我々が乗る電車を撮影しているではありませんか…!そうですここが十分街。予想以上にすごい人です。
十分に到着!
16時40分、十分駅へ到着!電車に揺られていただけですけど、やはり遠かった…。
しかし電車を降りると…
ランタン飛んでるー!!!!
テンションブチ上がりです。来てよかった!(ランタンまだ上げてないよ
大半の人が十分で下車するので、駅はカオス状態です。なお、悠遊カードで入った人は赤丸で囲っているところ(駅校舎左側)が悠遊カードのセンサーが設置されていますので、そちらにタッチして改札を出てくださいね。
滞在時間1時間でランタンを飛ばせるのか?!
無事着いたはいいものの、我々に残された時間は次の電車が来るまでのわずか1時間。なぜこんなギリギリのタイムスケジュールになったのかはまた説明するとして、早速ランタンを飛ばしているエリアへ向かいます。
が、店舗が多く並ぶエリアまでがもう満員電車並みの激混みでなかなか前に進みません。1時間あると思っても、若干不安が出てきます。
線路沿いには基隆川が流れていて、静安呂橋がかかっています。渡りたかったけど時間がないので、今回はお預け。
ということで、十分街に到着です。1時間に1本の電車が通り過ぎたということで、線路のあらゆる所からランタンが上がっていますね。
振り返ると風に乗って空高く舞い上がるランタンが見えます。
さて、ここからランタン飛ばしのポイントをご説明。
①思い出を確実に残すならランタン飛ばしのスタッフを見極めよう
せっかく十分に来たんだから、ランタンの動画も撮りたいし写真も欲しい!けど、ランタンだって飛ばしたいですよね。そんな時には撮影側の協力も必要です。でも、スタッフの撮影が下手だったときのショックは半端ない。「なぜあの人に頼んでしまったのか」というテーマで反省会をしたくなります(経験者は語る)
さらに今回は時間がない。なので、効率的に多くの写真や動画を撮ってくれそうな「若者」を探しました。これ結構重要ポイントです。特にアクションカメラなどを使いこなしている若いスタッフがいれば、その人に頼むべし。我々もピンポイントで若いスタッフに頼みに行きました。
②願いは事前に決めておこう
十分のランタン飛ばしでは願い事の数で料金が決まってきます。スタッフから渡された表がこちら。
せっかくだから、4色にしよう!ということで「健康・夢・ロマンチック・幸せ」の4番を選択。しかし4色も選んだのに願い事がパッと思い付かず、意外と時間がかかってしまいました…これは誤算。時間に余裕がないと分かっている人は、願い事を事前に決めておくことをお勧めします。。
③手が汚れるからウェットティッシュは必須
ランタンの色が決まったら、スタッフの人がセッティングしてくれるので、願い事を書く作業に入ります。
左側に墨壺と筆があるので、それを使用して書き込んでいくのですが、意外と手が汚れます。気づかずに服についていた…なんて悲しいことが起こらないように気をつけましょう。また手を洗う場所がない可能性もあるので、携帯用ウェットティッシュなどがあれば尚良いです。
感動のランタン飛ばし
動画でお見せしたいくらいですが、写真でどうぞ。
フワッと浮き上がって
我々の願いがこもったランタンが空へ飛び立っていきます。思わず見入ってしまいました。浮き上がった瞬間のあの不思議な感覚は忘れられません。十分に来て本当によかった…!ランタン飛ばし、癖になりそうです。(スタッフのお兄さん、動画以外に写真も物凄い量を撮ってくれていました。ありがとう。)
十分から台北へ帰還
ランタン飛ばしの余韻に浸りつつも、カフェや土産物屋に寄ることもなく駅に向かいます。何気に結構ギリギリでした。
さてなぜこんなギリギリのタイムスケジュールになったのか。理由は復路で瑞芳駅から特急列車を予約したから!
実は往路、瑞芳駅で待っている間に帰りの電車をGoogle mapで検索したんです。台北には19時に着いて、晩ご飯を食べたいというスケジュールを組んでみたところ、画面には特急電車の時刻が表示が。なんや〜!特急列車あるやん!と瑞芳駅の窓口で交渉したら、無事指定席を予約できたのでした。わーい!これで復路は安心して座って帰れるぜ〜!
しかし、チケットを購入する際「南港からなら座席が空くわよ」と言われたので、そこから指定席を購入したんですけど、よくよく考えたら南港→松山→台北って座れるの3駅だけ&しかも10分しか座れないやん。気づいた時には時既に遅し。まぁ台北にも予定通り着くし、ランタンをあげられたので良いことにしましょう(基本ポジティブ精神)
結局南港まではたちっぱなし。日曜の夜だったので台北に向かう電車は基本的に満席でした。しかも特急電車に乗ってびっくり。極寒です。なにこれ。横のお兄さんダウン着てるよ。半袖に薄いパーカーというコーデだった私、そして友達も薄着だったため、電車のデッキで凍えながら指定席が空くのを待ちました。。。今までマレーシアやインドネシアでもそんなに冷房がきついと感じなかったのに、まさか台湾でこんなに寒い列車に乗ってしまうとは…。
そして残り3駅分は指定席という優雅な時間を噛み締めながら過ごしたのでした。
まとめ
本来であれば、今回の旅はPerfume関係で出会った仲間と十分へ行く予定だったのですが、様々な事情で結果的に参加できたのが私ともう一人だけになってしまいまして。「行けなかったメンバーのためにも、十分でランタンを上げよう!」というミッションを無事遂行することができ、安心しました。そしてランタンが飛んでいる風景は思い描いていた以上に素敵で、世界中から人がやってくるのが分かった気がします。今回は十分街や近辺の散策などは全くできなかったため、次回訪台の際にリベンジしたいと思います。次は昼間の晴れた時間帯に飛ばしてみたいな。
ということで、本日は「十分でのランタン飛ばし」(天燈上げ) についてでした♪
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♪