3日目の朝を迎えました。おはようございます。
この日ももちろん6時起きです。
パリの夏の日の出は7時なので窓の外は真っ暗。
昨晩貼った休足時間のおかげで筋肉痛にならず。
朝食後、ホテルを出ると昨日と打って変わりどんより曇り空。しかし非常に過ごしやすい気温となっていました。そう、望んでいたのはこの気温だよ!笑
↓3日目の行程はこちら↓
パレロワイヤルで朝の散歩
本日のメインイベントが始まるに少しだけ寄り道。
目的地に少し早く来すぎた(いつもの癖)のでパリ・ロワイヤルを散策することにしました。
パレ・ロワイヤル
回廊で囲まれた中庭が大変美しく、お昼頃になるとパリっ子たちが思い思いに過ごす憩いの場。雑誌、映画の撮影でもよく利用されています。
最近では映画MI6でイーサンがイルサと会うシーンもこの庭園内にある並木道でした。
朝の時間帯はほとんど人がいないので撮影し放題です。
早起きは三文の徳ですね。
私も記念に1枚。
Baguett's Caféでコーヒータイム
時間になったので、目的であるcafeへ。
今回の旅で私はパリっ子が集うcafeにどうしても行きたかったのです。予定を詰め込み過ぎて朝しかタイミングが合わず、リサーチしまくってこちらにしました。
Baguett's Café
オープン直後ということで、やはり1番乗り。
ここではカフェクレームを。5.5ユーロ。
一応写真を撮っていいか聞いてみると
「もちろん撮影していいよ!あ、でもここは汚いから今から直すね。ちょっと待ってて。」とわざわざ片付けてくれました。店員さん優しい…。
店内は石壁がそのままむき出しになっており、背もたれにはコーヒー豆を入れている麻袋が使用されています。麻袋ってこんなお洒落になるのか。
さて、時計を見たらいい時間。
もう少しゆっくり過ごしたかったけどお店を後に。
電動自転車でパリ市内を爆走
3日目もVERTLAで予約したこちらのオプショナルツアーに参加します。
www.veltra.com
※2017年10月に上記日本語ツアーは終了し、現在は英語ツアーのみ。
3日目にしてやっと市内観光です(遅)。集合場所は高級ショップが立ち並ぶヴァンドーム広場となります。
ヴァンドーム広場を象徴とする円柱は、ナポレオンがオルテリッツの戦いでロシア・オーストリアから奪った大砲を使用しています(その数1250台)
ここでツアーガイドのゲイルが登場。
そしてリッツカールトン・パリか出てきた4人家族も今回のツアー参加者でした。(いつか泊まりたいな~。)
ゲイルと共に電動自転車が置かれている地下駐車場へ。
ここで操作方法やパリの交通事情、道路でのマナーもすべて教えてもらいます。(母、初めての電動自転車で叫ぶ)
練習後はいよいよパリの街へ出発!
パリっ子の自動車運転の荒さを知っている分最初は不安でしたが、パリは意外と自転車に優しい街。慣れればこっちのものです。「大好きな街を自転車で廻っちゃってるよ!信じられない!」と気分は映画の主人公。
↓この日のコースは以下↓
ヴァンドーム広場→パレ・ロワイヤル(下車)→ルーブル美術館(下車)→サンジェルマン・デ・プレ通り→コルメス・サン・タンドレ広場(下車)→ソルボンヌ大学→パンテノン→セントエスプリット教会(下車)→サンシュルピス教会(下車)→アンヴァリッド廃兵院→エッフェル塔(下車)→ヴァンドーム広場
ゲイルのガイドは本当に知識が豊富(特に歴史)。
そして彼の的確なアテントのおかげで、安心して街中を運転できました。
ツアーで回った中で印象的だったのがコルメス・サン・タンドレ広場というオデオン駅のすぐそばにあるパリで最古の通り。屋根のないパサージュとして有名な場所だそう。ナポレオンが愛したパリ最古のカフェLe Proccope(予約必須)や、ここ近年エクレアで有名なL’eclair de genieなどがあります。ランチ前だったため人はまばらでしたが、この場所でパリっ子たちが集まって賑やかに過ごしている姿が目に浮かびました。
ソルボンヌ大学付近は傾斜が激しい坂道で電動アシストのモードを上げないと進めません。スイスイ進む電動自転車の有り難みを感じながらも、残りの充電が気になる。
坂を上った先にあったゲイルオススメのセントエスプリット教会も見学させていただいたきました。
初日に見たエッフェル塔も昼間は市民憩いの場。
ワイン片手にピクニックをしてる人が大勢います(その分ゴミも多い)。
間近でも拝見しましたが、本当骨組みがしっかりとしていているんですよね。
付近の街灯には2024年に開催されるパリオリンピックの広告がずらっと並んでいました。
帰りはゲイルに「時間がないのでハイパーモードで帰りましょう!」と言われ、走行モードを変更。ハイパーモードは小型バイクとほぼ変わらないくらいの速度です。もはや颯爽ではなく爆走。途中、私はバッテリーの残量が気になって一瞬通常速度に戻してしまい、急ブレーキがかかったようにスピードが落ちました。危うくはぐれるところだった…。
4時間で約20kmのコースを走り終えた参加者はみんな笑顔で、「パリで自転車に乗れる」という自信に満ち溢れていました。(次はレンタサイクルVelibに登録してみたい)
本当に素晴らしい体験ができました!
ゲイルありがとう!
パリっぽいランチが食べよう!と思いきや…
ツアー後は電動だったおかげで足の負担も軽い。
いい気分でランチに行けそう!と思い向かった先は
TAMA SUSHI
お洒落なカフェちゃうんかい。
母的に昨日の日本食レストラン金太郎の印象が相当よかったらしく今度は別の日本食店に行きたいとのこと(マジか)
今のところパリっぽいもの何も食べていませんが、ホテルの目の前だし興味はあるし行ってみるか〜と軽い気持ちで入店。活気があるものの薄暗い店内。明らか昨日と違う雰囲気でちょっと焦りました。ここでは寿司ランチをチョイス。日本語は通じません。
\これぞなんちゃって日本食/
(1年前なのでメニュー名忘れた)
寿司はカリフォルニア巻き。味噌汁は普通。
奥のサラダはコールスロー。同じようなサラダがウォルトディズニーワールドの日本食レストランでも出てきたことを思い出しました。
(調べてみたところ、海外でドレッシングという文化はないんですね。サラダにはオリーブオイル、塩、胡椒が基本。)
お茶もティーパックが入ったまま出てきました。なんちゃって日本食クオリティ…。
ちなみに周りでは焼き鳥定食を食べる人が多くいました。
寿司ちゃうんかい。
その後、モノポリーで土産タイム。
黒地にド派手な花柄という若者が絶対選びそうにないエコバックを買う母。ばら撒き用に大量買いです。
※モノポリーのエコバッグはお土産にぴったり!毎年デザインが変わるらしいので要チェック。たまに日本でも売ってますが、現地の方が安いです。
私は「BONJOUR FRANÇAISE」と赤字で書かれた1000円Tシャツを購入。現地で見て「やだ~!!可愛い!!!」と思いましたが、現在はご想像の通り部屋着になってます。
世界一の美術館「ルーブル美術館」へ
買い物タイムのあとはこちら
Musee du Louvre
説明する必要もないほど、世界一の美術館です。
全てを鑑賞するのに一週間はかかると言われています。
それなのに7年前、なぜか4時間で制覇したことがありまして。それはもう過酷でした。途中何を見てるのかわからなくなってくるし、翌朝足のあちこちに水ぶくれが…。
今回初めて音声案内をレンタルしました(NintendoDS)
作品紹介だけでなくGPSも搭載してるので、館内で迷いません。かなり便利です。
モナリザ(左下)は毎度ながら人混みとの戦いです。近くで見たくてもなかなか進みません。原因はモナリザとスマホで自撮りしてるから。ほぼ全員がやってます。美術館だけどここだけシャッター音だらけ。
ラッキーだったのはミロのビーナス(左上)をタイミングよくゆっくり鑑賞できたこと。これを見るのが目的だった母はやっと本物を目の当たりにし、感動のあまり涙を流していました。その姿を見た私も密かに涙。良かったねぇ。
しかし、途中から中国人の団体がやってきて一気に騒がしくなり雰囲気ぶち壊し。
お願いだからマナー守ってくれ〜。
宝飾品の部屋(右上)はベルサイユ宮殿の鏡の間並に派手。とにかく派手です。もともとルーブルも宮殿なので豪華絢爛で当たり前ですが、美術品をゆったり鑑賞したい人にはあまり向かないかなーと3度目にして思いました。(遅
まぁ、騒がしかったりするのはモナリザ付近のフロアのみで、宗教画やフェルメール、北欧絵画などがある他フロアは静かに鑑賞できます。館内を移動中窓の外を見るとこんな感じ。どんより曇り空もパリらしいと思っていたら、雨が降っていました。晴れ女説ここで崩れる。
しかし歩き疲れて、とうとう地下の彫刻エリアで休憩。休憩するには最高の場所です。近くでは彫刻をスケッチする美大生っぽいパリジャンが。それすら絵になります。そして気がついたら私、ベンチに座って寝ていました。どうやら美術館で寝る癖があるらしい。(前々回もオルセーで昼寝したし)
一通り館内を回ったので、体調も考えホテルに戻ることにしました。
外に出ると雨は止んでいたものの、一気に気温が下がっていました。寒い!!何これ!!一気に秋が来たぞ!!
持っていたロングパーカーを羽織り、寒さを凌ぎます。
それでもアジアが恋しくて…
さて本日の晩御飯はこちら!
\来々軒にハズレなし/
2日目に出会った兵庫県出身4人組が太鼓判を押していたあの来々軒です。
いやほんと我々、いつになったらワインを嗜みながら美味しいフランス料理を食べるのでしょうか。
でもハズレなし。出た料理全て美味しかった!店員さんも優しくて、急に寒くなって冷えた体が温まりました。
パリのスタバはオペラ座前がおすすめ
お腹が満たされると今度はカフェインが欲しくなるんですよねー。ここで便利なのが世界のスタバです。
オペラ座の目の前にあるこのスタバ。以前利用した時はゴミの匂いがひどかったのですが、店内もリニューアルされて匂いもなくなり、美しくなっていました。こんな豪華なスタバはパリ市内でここにしかないので、是非覗いてみてください。
ライトアップされた静かな夜のオペラ座。
21時を過ぎて体力の限界が来たらしく、突然の眠気が…。
自転車での市内巡りからのルーブル見学と、とにかく歩き疲れて、部屋についた途端爆睡モードに突入したのでした。
さてこの日の万歩計を見てみましょう。
ホンマよう歩いたわ。