Pleasure Ground

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飛行機を出発直前にキャンセル!JALのスムーズな対応に感謝の話

こんばんわ。Momoです。


先日、友人の結婚パーティで東京へ行ってきました。
本日はその帰りに起こった「飛行機を出発直前で急遽キャンセルした話」をお届けします。

夫の様子がおかしい…

11時半出発のJAL便(羽田発→伊丹行)に乗るため、10時半ごろに羽田空港に到着。
手荷物検査を受け、早めに搭乗口へ向かいました。
ふと夫を見ると様子がおかしい。ものすごく不安な表情、そして手汗もすごい。


「酔い止め飲んでくるわ…」とトイレに駆け込む夫。


トイレから帰ってきた後、なんと最近閉所恐怖症気味であると言われました。


え~?!?!聞いてないよ~~!!!(汗



↓恐怖症についてはこちら↓
cocoromi-cl.jp


もともと夫は飛行機が大好きで、これまでよく一緒に乗っていました。しかし昨年の夏に眩暈で緊急搬送されたあたりから、体に変化が出てきたそう。ちなみに飛行機や映画館、美容院で症状が出そうになるが、新幹線では出ないらしい。


今回、往路は夫:新幹線、私:修行も兼ねて飛行機といつ別々での移動。そして復路は一緒に飛行機で帰ろうという話でした。予約の際「飛行機大丈夫かな…」と不安がっていたのですが、私自身は今まで一緒に乗っていたんだから、その場に行けば大丈夫だろう!と簡単に考えていました。しかし、既に機内への案内がされているこの状況で、閉所恐怖症を告白され、私も戸惑います。キャンセルすべきか否か…。


「1時間だけのフライトだから、何とか我慢できるかもしれない…」という彼の言葉を信じ、とりあえず機内に乗り込みます。夫曰く、話しかけてくれると気がまぎれるらしいので、なるべく話しかけていましたが、座席に座った途端、夫の顔がやばい。みるみるうちに青ざめていきます。その後夫が蚊の鳴くような声で言いました。



「あかん…無理かもしれない…」


この言葉で1時間でも無理だと判断。
急遽飛行機を降りることにしたのです。


搭乗後に急遽キャンセル

私はその場にいたCAに声をかけ、事情を説明し、今すぐ飛行機を降りたいことを伝えました。
CAは私たちの様子を察知し、一旦後方キャビンに下がりました。どうやら飛行機前方にいるチーフパーサーへ連絡を入れている様子。


その後確認が取れたらしく、CAの案内で座席を離れます。幸いドアクローズ前だったこともあり、すぐ降りることができました。あと1分でも遅かったら、乗客の方々に迷惑をかけていたかもしれません。なぜもっと早く判断が出来なかったのかと私自身もとても反省しています。


その後の流れは以下となります。

  1. ボーディングブリッジを歩きながら、CAと座席番号を何度も確認。
  2. 搭乗ゲート前に戻り、ゲート前の係員に事情を説明
  3. チーフパーサーとCAが預かり手荷物がないか確認→2人は機内へ戻り、飛行機は出発。
  4. 手荷物検査時に受け取ったレシートを係員に渡す
  5. 乗り継ぎカウンターにて手続きの実施


ここまで所要時間約20分。
(手荷物を預けていた場合はさらに時間がかかっていたと思います)


さて、ここで注目したいのが4と5です。

4. 手荷物検査時に受け取ったレシートを係員に渡す

よく手荷物検査時にバーコードをかざすと、座席番号が書かれているレシートをもらいます。私はいつもApple Walletにバーコードを登録して利用しているので、レシート自体は必要あるのか?と疑問に思っていました。まさかこんなところで必要になるとは…。手荷物検査後のキャンセル時には必要になりますので、絶対に無くさないようにしましょう。
(ちなみに私はレシートを無くしてしまったので、スマホ毎お渡しすることになりました…)


ゲート前で待機後、後続便への振替を聞かれましたが飛行機に乗れる状況ではなかったので、そのままキャンセル手続きに移ります。


飛行機のキャンセルには通常払い戻し手数料と取消手数料がかかります。
私たちの場合、予約便出発前と出発後の間でのキャンセルということで、係員から約半額程度の取消費用が発生するかもしれないと説明がありました。こちらについては飛行機を降りる段階で発生すると予想していたので、もちろん問題ないですとお伝えしました。


ゲート前で夫を介抱しつつ、座って待っていると先ほどの係員が駆け寄ってきました。なんと上司に掛け合ってくれてたらしく、結果的に全額払い戻しでの手続きとなりました。


なんという神対応!!全額戻ってくるなんて本当にありがたい(´;ω;`)!!こちらがご迷惑おかけしているのに…もうJALに足向けて寝られません(土下座

5.乗り継ぎカウンターにて手続きの実施

航空券の払い戻しを受けるには、


1.制限エリア内にある乗り継ぎカウンター
もしくは
2.出発ロビー階カウンター


での手続きが必要となります。
出発ロビー階まで行くのも面倒だったので、我々は制限エリア内の乗り継ぎカウンターまで移動することに。もちろん先ほどの係員が案内してくださいました(改めて土下座


意外と遠いんだな


乗り継ぎカウンターでは係員が全て手続きを行ってくれます。JALカード決済でしたので、クレカでの払い戻しという形になります。サインを書くこともなく、領収証をいただいて手続きが終了。


そのまま到着口へ向かい、私たちは新幹線で関西へ戻りました。

まとめ


まさか飛行機を急遽キャンセルする日が自身にやってくるとは思ってもいませんでした。何事も経験ですが、こうしてスムーズに対応してくださったのも日系の航空会社だからかもしれません(多分外資系ではこうはいかなかったはず)。また自身の判断不足には深く反省しています。夫の体調を考えると、出発ロビーでのキャンセルもしくは最低でも搭乗ゲート前のカウンターでキャンセルすべきでした。


また家に帰宅後、夫の体調は無事戻りました。
しかし閉所恐怖症ということで、今後旅行をする際、または生活する上で色々と気を付けなければいけません。閉所恐怖症の治療法があるのかも謎ですが、完治しなければ飛行機に乗れない=海外旅行ができない状況です。
現在実施中のJGC修行は夫と海外へ行くために頑張っているようなものなので、なんとしてでも治してもらわないと…と考えております。


余談ですが実は私も夫も数年前にあった青い翼での緊急着陸(酸素マスク投下有)を体験しております。飛行機に乗る際、私自身も未だにその記憶がよみがえり、正直着陸時まで気が抜けません。しかし、そんなこと言ってると一生どこにも行けなくなるので、とにかくJGC修行中に飛行機に乗りまくって、慣れるよう努力しています。(なんという荒療治)


JALの係員ならびにCAの皆様にはご迷惑をおかけしたことについて深くお詫び申し上げると共に、改めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


ということで、本日は飛行機を出発直前で急遽キャンセルした話についてお届けしました。


本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。


(サファイアステータス取得まで残り1フライト、どうしようかな…いっそのことA350に乗って終えようかしら…)